GeneMANIA のレポートとオプション

GeneMANIA で検索した結果を保存するには、File メニューから、”Create report” を選択します。印刷用の画面になるので、そのまま印刷したり、PDFとして保存することができます。

Create report
Create report を選択して、レポート形式で表示できます。

また、GeneMANIA の検索結果は、標準では20個の遺伝子しか表示されません。これは、 “Show advanced options” をクリックして表示されるオプションから変更することが可能です。最大100個まで拡張できます。

show advanced options
オプションから、表示する遺伝子の数を変更できます。
 

Papers

最近では、論文をPDFファイルで配布することが一般的になりました。研究者であれば、コンピューターのハードディスクのあちこちに、大量のPDFを保存していると思います。このPDFを整理できる “Papers” というソフトを紹介します。

Papers のサイトで確認できるように、インターフェース(見た目)は、音楽を管理するソフトの iTunes と似ています。iTunes で曲のプレイリストを作るように、論文のリストを作成することができます。Cancer や Gene Network など、研究テーマごとにリストを作っておくと探しやすくてよいと思います。BibTeX や EndNote 形式で出力できるので、論文執筆時にも助かります。

また、iOS版 (iPhone, iPad)用の Papers もあります。Mac版の Papers とシンクさせることができます。この機能を使うと、iTunes の音楽を iPod に入れて持ち出すように、 iPad に論文を入れて持ち出すことができます。

Mac版は Papers のサイトから、iOS版は App Store から購入可能です。Mac版は、学生割引もあります。

以前は、Mac版のみでしたが、最近、Windowsにも対応したようです。

スクリーンショット。Papers より。