マイクロアレイの基礎として、解析の流れから、シグナル値の扱い方を解説します。
- 数値化:スキャナーから出力された値をバックグラウンドの値などを考慮して数値化する。1 サンプルあたり、1 プローブに 1 個のシグナル値が得られる。
- 正規化:複数のサンプル間でシグナル値の補正を行う。平均値や分散が近い値になる。
- 比較:シグナル値から、ratio(=fold-change) や Z-score を算出する。発現に変化のあった遺伝子(発現変動遺伝子)を抽出する。
マイクロアレイデータの数値化に続きます。